もくじ
公式データで“裏取り”するリンク集(使い方ガイド付き)
このページは、購入前に「本当に大丈夫?」を確かめるための公式リンク集です。家電・生活用品、コスメ、サプリ・食品について、公的機関や業界団体など権威性の高いサイトへの案内と、迷わない使い方をやさしく解説します。口コミや広告だけに頼らず、一次情報で裏取りして納得してから選びましょう。
目的に合うセクションへ移動 → 各サイトの「なにが分かる」「使い方」「検索のコツ」を順番に実行 → 気になる商品名・成分名・届出番号で調べる → 不明点は最後の「よくある質問」へ。
まず結論|迷ったらここから(用途別ショートカット)
家電・生活用品|安全情報とリコールの調べ方
なぜ「公式の事故・リコール情報」を見るの?
家電や生活用品は、事故・発火・けがなど重大リスクが話題になることがあります。まずは公的な一次情報で最新の注意喚起が出ていないか確認しましょう。下記の3サイトを押さえれば、基本はOKです。
① 消費者庁|リコール情報サイトの使い方
何が分かる?
- 多ジャンルのリコール・注意喚起を横断検索
- リコール理由、対象ロット、問い合わせ先などの詳細
手順(かんたん3ステップ)
- サイトを開き、検索窓に商品名/型番/ブランド名を入力
- 該当結果を開き、公表日・対象範囲を確認
- 自分の持っている製品が対象かを照合(型番・製造番号・販売期間など)
検索のコツ
- 型番が長い場合は一部だけで検索 → ヒットが多ければ絞り込み
- 英数字の「0/O」「1/I」などは目視で再確認
② NITE|製品事故情報の使い方
https://www.nite.go.jp/jiko/jikojohou/index.html
何が分かる?
- 事故情報(火災・破裂など)の公表、再発防止情報
- リコール・注意喚起へのリンク
手順
- トップの事故情報やリコール関連ページへ進む
- 製品カテゴリまたはキーワードで検索
- 事故状況と原因・対策を読み、利用・保管方法を見直す
こんな時に便利
- ニュースで事故を見かけた → 原因や対策まで確認したい
- 中古・型落ち製品の購入前にリスクを把握したい
③ 経済産業省|製品リコール情報の使い方
https://www.meti.go.jp/product_safety/recall/index.html
何が分かる?
- 製品安全に関する国の周知情報
- 事業者が公表しているリコール情報の案内
手順
- リコール一覧から該当ジャンルを選択
- 事業者名や製品名で探す
- 対象ロットと対応方法(無償修理・交換など)をチェック
④ PSE(電気用品安全法)の基礎
https://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/index.htm
ここを押さえればOK
- どの製品が対象か(特定電気用品/特定以外など)
- 表示(PSEマーク)の意味と、販売側の責務
- 海外EC等での購入時は表示の有無を必ず確認
レビューに活かす一言例
「本製品は電気用品安全法の対象外/対象(区分:◯◯)。このためPSEマーク(◇◇)の有無を確認し、使用時は取扱説明書の◯◯に留意しましょう。」
美容・コスメ|成分名と効能の“線引き”を確認
なぜ「正式名称」と「効能の範囲」を確認するの?
コスメは成分名の表記ゆれや誇張ぎみの表現が迷いのもと。まずは正式な表示名称と化粧品で認められる効能の範囲を一次情報で押さえれば、冷静に判断できます。
① 日本化粧品工業会|成分表示名称リスト
https://www.jcia.org/user/business/ingredients/namelist
何が分かる?
- パッケージに記載される表示名称(日本語)とINCI名の対応
- 成分の呼び方を正しく統一できる
手順
- 検索窓に成分名やINCI名を入力
- 表示名称と一致するか確認(表記ゆれの整理)
- レビューや記事では表示名称を優先して記載
よくあるつまずき
- 通称・商標名と表示名称が違う → 表示名称で統一
- 英語のカタカナ化が不安 → INCI名でも照合
② Cosmetic-Info.jp の活用
何が分かる?
- 表示名称/INCIに加えて、原料情報・基礎知識など技術寄りの解説
手順
- トップの成分検索からキーワードを入力
- 同名の別物がないか見出しで確認
- 記事では難しい専門用語を言い換え、一次情報ページへリンク
③ 厚生労働省|化粧品・医薬部外品
https://www.mhlw.go.jp/.../keshouhin/index.html
何が分かる?
- 化粧品の効能の範囲(何を言ってよいか)
- 医薬部外品との違い、承認の考え方 など
確認のコツ
- レビュー記事内の表現は「清潔にする・うるおいを与える」など、化粧品に認められた範囲に合わせる
- 効能を深掘りしたいときは一次情報ページへリンクして読者に判断材料を渡す
サプリ・食品|安全性・有効性と届出の確認
なぜ「成分のエビデンス」と「商品の届出」を両方見るの?
同じ「◯◯配合」でも、成分レベルの知見と、その商品がどう届出されているかは別問題。両方チェックして、期待できること・できないことを切り分けましょう。
① NIBIOHN|「『健康食品』の安全性・有効性情報」
何が分かる?
- ビタミン・ハーブなど成分ごとの安全性・有効性の整理
- 注意喚起(相互作用・摂取上の注意 など)
手順
- トップの成分名で検索
- 安全性の項目(過剰摂取・禁忌)を確認
- 有効性の根拠(エビデンスの質・限界)を把握
② 消費者庁|機能性表示食品データベース
https://www.caa.go.jp/.../foods_with_function_claims/search
何が分かる?
- 個別商品の届出番号・機能性関与成分・安全性・機能性の要約
手順
- パッケージにある届出番号で検索(なければ商品名)
- 関与成分・一日摂取目安量・機能性の根拠を読む
- レビューでは届出内容を要約し、一次情報にリンクして読者に原文を渡す
注意
届出は「機能性が絶対にある」と断定するものではありません。個人差や研究条件にも触れて、期待値を適切に調整しましょう。
③ 国民生活センター|商品テスト
https://www.kokusen.go.jp/hello/data/test.html
何が分かる?
- 中立的な立場からの商品テスト結果や注意喚起
使い方
- ジャンル別のテスト結果を開く
- 試験条件・評価軸を読み、商品選びの観点を学ぶ
- 記事では要点をかみ砕いて紹介し、一次情報へリンク
記事での自然なリンクの入れ方(コピペOK)
- 家電:ヘアアイロンの安全情報はまず公式のリコールDBで確認しましょう。製品名や型番で検索できる消費者庁|リコール情報サイトが便利です。
- コスメ:成分名の正式な表示名称は、日本化粧品工業会のリストで照合すると確実です。通称とのズレを防げます。
- サプリ:機能性表示食品は届出番号で消費者庁DBを照会し、NIBIOHNで成分の安全性・有効性もチェックしましょう。
表現・ルールの入口(広告・表示の基本)
レビューや比較記事では、誤解を招く表現を避け、一次情報のリンクを併記すると読者の信頼が上がります。推測や体験談は体験の範囲として明確に。
- 根拠の見せ方:本文で短く要約 → 「詳しくは一次情報へ」でリンク。
- 外部リンクの開き方:
target="_blank" rel="noopener"
を基本に。 - 広告リンクの扱い:アフィリエイト等は
rel="sponsored"
を推奨。公的機関への通常リンクは不要。
よくある質問(初心者向けQ&A)
Q1. 型番が分からないときは?
本体や箱・取扱説明書・販売ページに記載があります。見つからない場合はブランド名+シリーズ名で検索し、該当候補を広めに当ててから絞り込みましょう。
Q2. コスメの成分が多すぎて混乱します。
成分表示名称リストで表示名称を確定 → 重要成分だけをピックアップ → Cosmetic-Info.jpで基礎を確認、の順でOK。全部を理解しようとしなくて大丈夫です。
Q3. 機能性表示食品は“確実に効く”の?
届出は根拠の情報公開であり、効果を保証する制度ではありません。NIBIOHNで成分のエビデンスの質や限界を確認し、生活習慣や個人差も考慮しましょう。
Q4. どのくらいの頻度で見直す?
このページを月1回はチェックして、リンクの差し替えや追記を行いましょう。レビュー記事からは常に本ページへリンクしておくと、全体の更新が楽になります。
権威サイトまとめ(コピペ用リンク集)
※以下はいずれも 公的機関・省庁・業界団体・公式DB など、信頼性の高い発信元です。
家電・生活用品/安全・リコール
美容・コスメ/成分・効能
サプリ・食品/安全性・届出
中立のテスト・注意喚起
サイト運用のコツ(honne-lab.jp 管理向けメモ)
内部リンクの張り方
- 各レビュー本文で1回だけ丁寧に「公式の確かめ方」を案内→本ページへリンク
- 関連記事ブロックにも本ページを常設して回遊性を高める
更新の型
- 毎月1回:リンクの死活チェック/新着の注意喚起を追記
- 季節要因(夏の扇風機、冬の暖房器具、花粉シーズンのマスク等)に合わせて見出しに季節語を追記
免責事項
本ページは情報への入口をまとめたもので、内容の正確性・最新性は各公式サイトに従います。製品の使用・摂取は自己判断・自己責任にて行ってください。体調に不安がある場合は専門家へ相談しましょう。
更新履歴
- 2025-08-15:初版公開(家電・コスメ・サプリの公式リンクと使い方を整理)